伊藤kumaと愉怪ななかまたち

伊藤kumaとなかまたちの日常とか非日常とかいろいろ

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ふねのともだちと大切なひと その1

まぁちゃんねだけどお勉強ですてきなおはなしを読んだから紹介するね。

 注意!まぁちゃんのオリジナルぢゃないからネ。

えほんとかぢゃないからできるだけ意訳しないように訳してみた。

といっても翻訳家ぢゃないから意訳もできないんだけどねww

 

【マリー】

どうもねむれないので、マリーは中途半端なじかんにベッドからはいだし、ひとりしかいないおうちから外へでました。

マリーのおうちはイギリスのうみのそばで、おうちからきれいな海をながめることができました。

この日もぼんやりと海をながめて、空をみあげてみると、とてもキレイに輝いてる星をみつけました。

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 マリーはまるでだんなさんに話しかけるように星に話しかけました、

 

 

「ねえ、わたしじぶんのことが好きぢゃないわ・・・」

 

 

マリーのだんなさんは肺がんで亡くなってしまいまいました。

だんなさんのいない生き方などおもいだすことができませんでした。

 

 もう土曜日のよるに、だんなさんのうでの中でおどれない・・・

 もう海岸をだんなさんと手をつないで歩くこともできない・・・

 もうピクニックでのぼった丘の上で、だんなさんのよこから海を見ることもできない・・・

 

 

マリーはいま63さい、はじめてひとりでくらしています。

そして、さみしくてさみしくてたまらないことを娘にうちあけました。

娘のモヤはこういいました

 

 

「ママ、りょこうにいこうよ!」

 

 

 

 

 

【マーリット】

ちきゅうの反対側、ノースカロライナ。 

マーリットもまた、ねむることができませんでした。

かれは眠れるおくすりをのんで、ベッドのよこにひざまずき、おいのりをしました。

でも、おくすりがきかないので、街へさんぽにでかけました。

 

かれは一日中おうちでひとりぼっちでした。

 

 おうちのカーテンをしめました。

 新聞をとるのもやめてました。

 テレビをみるのをやめました。

 

 

たまに、息子が父親のおうちにいくと、かれは暗いへやでひとりすわっていました。

 

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 息子はたずねました、

 

 

「なにしてたの?」

 

 

父親はこたえます

 

 

「ただここにずっとすわってただけだよ。

だれも電話かけないで、だれもこないでって、おもいながらね」

 

 

父親は、けっこんしてから54年後にガンでおくさんを失いました。

おくさんはリディアという名前でした。

 

父親はいま76さい、じぶんも死にたがってました。

 

息子のデビットは、こういいました、

 

 

 

「なぁ、いっしょに旅にいかないか?」

 

 

 

 

それから、マーリットと息子のデビットはカナダの西海岸まで飛行機で行き、そこからアラスカ行きの船にのりました。

マリーと娘のモヤもイギリスから飛行機でたびだち、おなじ船にのりました。

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